偏西風

日々のこと

子にはよく遊ぶ二人の二学年上の女の子がいるのだが、最近その子たちから、うちの子に対するアタリが強い。それがずっと気になっていた。今日も、ちくちく意地悪を言っては、二人でこそこそと笑っていた。一人の子が、「あのさ、悪口に聞こえたらゴメンね、でもさ、●●の服、喪服みたい」といって笑っていて、ぶん殴ってやろうかと思った。親もよく知っているし、昔からずっと一緒に遊んできた幼なじみなので、僕が叱ることに問題はない。しかし、そんなふうに自分に逃げ道を用意しながら、相手をちくちく弄る、そんな卑怯で下らないやり方を、一体どこで憶えてくるのだろうか。一体どんな風に、どのタイミングで二人を叱るか、考えていたらよく眠れなかった。こういういじめの種みたいなものは、早いうちに徹底的に潰しておかなければならない。